こんにちは。
さて、今日の題名を見て、
「なんか見覚えあるな」でしょうか?
「何?」でしょうか?
昔、「To be to be ten made to be」と書いて
「トゥ ビー トゥ ビー テン メイド トゥ ビー」って読んだら、何だか分からなくて。
種明かししてもらったら、
「To(ト) be(ベ) to(ト) be(ベ) ten(テン) made(マデ) to(ト) be(ベ)」
=「飛べ飛べ天まで飛べ」
だったと(苦笑)
えっと、本題に戻りましょう。
TO はメールの送信先(宛名ともいう)
CC と BCC は共にメールの複写送信先 なんですが、
CC と BCC には大きな違いがあるのをご存じですか?
通常はTO宛にメールを送ればいいのですが、同じ文面を他の人にも同時に送りたい場合は、CCに他の人のアドレスを入れます。
では、このメールを受信した人にはどう送られているのでしょうか。
実は、TOの人にも、CCの人にも、みんなTOに書かれたアドレスとCCに書かれたアドレスが表示されるように届きます。
例えば、AさんからBさんにメールを送るときは FROM:A TO:Bです。
これは特に問題ないと思います。
次に、AさんからBさんに送るのは同じですが、同じものをCさんに送る場合、
FROM:A TO:B CC:C
とします。
すると、Bさんには、Aさんからのメールで、自分とCさんにも送られたことがわかります。CさんにもAさんからBさんにメールが送られたことがわかります。
そうする必要がある場合はこれでもいいのですが・・・
BさんとCさんが全く面識がない場合、もちろんお互いのアドレスも知りません。
でも、今の送り方では、BさんはCさんの、CさんはBさんのアドレスを知ることになります。「知る」方はまだ良いとしても「知られた」方は良い気分ではありませんね。
こんなときに使うと良いのが BCC です。
FROM:A TO:B BCC:C
とすると、BさんにはCさんにメールが行ったことも、Cさんのアドレスもわかりません。
ただ、これではBさんに対して、内緒でCさんに複写を送ったようになりますから、エチケットとして、本文中に「Cさんにも送っています」ぐらいは書いた方が良いと思います。
一方、CさんにはAさんからBさんに行ったメールが自分にも届くことになります。
どうしましょう? BさんのアドレスはCさんには知れてしまいますね。
こんなときは、
FROM:A TO:A BCC:B,C
としましょう。
BさんにもCさんにもAさんからのメールが届き、お互いのアドレスは知られません。
ただし、先ほども書きましたが、エチケットとして、本文中に「Bさん、Cさんに送りました」と書くことをお忘れなく。
ちなみに、CCはカーボンコピー(Carbon Copy)のこと。BCCはブラインド・カーボンコピー(Blind Carbon Copy)のことです。
情報漏洩につながりやすいCCとBCCは、正しく使い分けましょう。