使ってますか? 右クリック

こんにちは。

Windowsパソコンを使うとき、今やマウスは必須ですが、あなたが使うマウスのボタンっていくつありますか?
私は過去に1ボタン(Macなど)、2ボタン(Windowsなど)、3ボタン(UNIXなど)と使ったことがありますが、今個人的に使っているのは、4ボタン+スクロールホイールボタン+パソコン切替スイッチのものです。

最低限の機能が揃ったマウスというと、2ボタンです。ノートパソコンなどにみられる、パッド式の入力装置もボタンは二つですね。

基本的にはこれで、Windowsの機能は全て使えます。

さて、右手用に設定されたマウスを右手で握った場合ですが、人差し指が左ボタン、中指が右ボタンとなります。
このまま左ボタンをポチッとすると、左クリック。
右ボタンをポチッとすると右クリックです。

左ボタンにはほかに、2回続けてカチカチッとする、ダブルクリックや、押したままマウスを動かすドラッグなどがあります。

では、右ボタンは? あまり使わないという方も多いのではないでしょうか。

実は右ボタンは、別名「メニューボタン」ともいい、操作上のメニューを表示する際に押すボタンとなっています。

操作上のメニューというとわかりにくいですね。言い換えましょう。

右クリックをしたときにマウスポインタがどこにあるのか。それによって、そのポインタがある場所でできる操作の一覧が出るんです。

例えば、デスクトップ上にアイコンがあるとして、そのアイコン上で右クリックすると・・・

開く
OneDriveに移動
ファイルの場所を開く
管理者として実行
互換性のトラブルシューティング
スタートメニューにピン留めする
Windows Defenderでスキャンする
タスクバーにピン留めする
以前のバージョンの復元
送る
切り取り
コピー
ショートカットの作成
削除
名前の変更
プロパティ

とズラッとここでできる操作のメニューが表示されます。パソコンのインストール状況によってはまだ別の操作が表示されるかも知れませんが、いずれにしても、その場所でできることが表示されるのです。

続いて、今度はデスクトップ上のアイコンなどが何もない場所で、右クリックしてみましょう。

表示
並べ替え
最新の情報に更新
貼り付け (←グレー表示かも)
ショートカットの貼り付け (←グレー表示かも)
OneDriveのバックアップを管理
インテルグラフィックスの設定
新規作成
ディスプレイ設定
個人用設定

と表示されます。
随分違う内容ですね。アイコンに対してできることと、デスクトップに対してできることの違いです。

また、上の例で「グレー表示かも」と書いてあるものは、表示されていても「できない」操作であることを表しています。これ以前に別の操作をしてある場合に、使えるようになるものです。(この場合は、コピーしてあれば使えます)

さて、パソコンというのは、「どこ(どれ)に」に続けて「何をする」という順番で指示を与えて初めて正常に動作するものです。

マウスポインタの場所で「どこ(どれ)」を指定し、次に右クリックで表示されるメニューの中から「何をする」を選ぶわけです。

ここで何ができるかな、と思ったら右クリックしてみましょう。

もちろん、その前に「どこ(どれ)」を指定することをお忘れなく。

2024/4/17